年の瀬2021の振り返り

いつものまえがき

はいセレンです。久しぶりにブログを書いている気がします。

今月は勉強会をガッツリ入れまくって基本的に毎日臨床推論て感じでした。

今年の振り返りをしつつ、目標を定めてみたいと思いました。

 

大雑把に2021年

1-3月は1日中英語で解かされるCBTの受験と直前期の追い込みをして、実習をして、レジデント本など読みつつ、3月の休みは病院見学に明け暮れる

4月に臨床推論の勉強会に初参加して面白さを知ると同時に、GWに見学した病院がたまたま、その勉強会の出身の研修医がたくさんいる病院だったという衝撃をうける

6月の勉強会で意気投合する友人を見つけて、徹夜で談義を交わす

実習が終わると、ひたすら全国の病院見学&マッチング試験行脚+卒業試験

もちろん日程の被りさえなければ、臨床推論系を中心に勉強会に参加

臨床推論勉強会で、新たなコミュニティーを作り、その方が運営している勉強会にも招待してもらえるようになり、加速度的に勉強会に参加するようになった。

 

項目ごとに(某英語試験)

人生で一番しんどい試験でした。英語の文章量を多く、休憩時間も殆どない、常に全集中で解かないと行けない、実際この試験対策のためだけにクリクラはノルマが終わり次第速攻で図書館にこもりひたすら問題をとき続ける日々を送っていたので、模範的な臨床実習ができていたとは言えませんでした。もちろん実習中の時間は先生の後ろについて、内職などはあまりしていませんでした。(ある意味ON/OFFの切り替えはできた)

正直、見切り発車だった中で合格ラインは超えれるだろうけど、点数が伸び悩んでいた状況で強行したので、点数自体はあまり良くありませんでしたが、自分としては満足行く結果で良かったのかなと…

この試験で一番得られた恩恵は、医学英語を読むスピードやベースの単語力ができていたことや、瞬時に解くある種のSystem1が鍛えられたのかなと思います。

 

項目ごとに(勉強会参加)

4月から参加させてもらうようになり、ドハマリした臨床推論ですが、その最初に指導してくれた先生による影響が大きかったのかもしれません。

学校の講義や一般的な講演は学習レベルを平均的なボリューム層に持っていき、画一的な内容のものばかりでした。

しかし、この勉強会は、少人数でのディスカッションをベースにしており、学生の顔色を伺うよりも、来る者拒まず、去るもの追わずという雰囲気でした。

下手すれば、自分の大学の研修医は知らないというかついていけないレベルの知識をシャワーのように浴びせる、臨床推論にトラウマ抱える医学生いるのでは?と思える会でした。笑

印象的だったのは、これだけ、難解な症例を提示しているのに、参加者の多くは楽しそうに嬉々として参加し、診断に辿り着けないと本気で悔しがれる少年の気持ちを思い出せたこと、またハードルは高いものの、先生が学生に対して期待を込めて、真剣に学生の意見を聞きながら忖度せずにフィードバックしてくれることでした。

これを学生に対して金銭的な対価を要求しないでできる先生の「愛」を感じました。

こんな先生の勉強会を楽しめる人は気が合うだろうなと思っていた通りでコミュニティが広がりたくさんの勉強会に参加しました。

振り返ると、臨床推論勉強会だけで、今年は45個参加しましたが80%以上がこの先生の界隈のコミュニティで知り得た、形成した、主催されているものでした笑。

診断当てれたというか、今振り返っても納得の行く道筋を辿れたのは40%程度でした。

この勉強会で得られたことはコミュニティだけでなく、1症例からどのような学びを得るか、症例Basedで学習して学びを保存して次回に活かすことは、私が蔑ろにしてしまった臨床実習で本来は培うものですが、この勉強会を通じて、来年以降の臨床での学びを自分の中にうまく取り込めるようにしたいなと

項目ごとに(マッチング)

病院見学や初期研修病院の考え方など記事にするくらいには、病院見学にたくさん行きましたが、最終的には希望した病院にいける事になりました。

あれだけ、見学しても不安や他の病院の良さが気になることもありますが、
「選択は選択によって未来が決まるのではない、選択を正解だと思えるように努力して正解の選択にするのだ」的なセリフ(どこで聞いたか忘れた)を思い返し

自分のした選択が正解と言える研修生活を送りたいですね(そのために国家試験に受かりたい)

項目ごとに(アウトプット)

まずはブログですね

アウトプットの達人と呼べる素晴らしい先生に今からブログ書いたら、いいんじゃないかなと進められブログを始めました。30本ほど書いて、先生の紹介も数回ほどはかなりのアクセス数が出ましたが、拙い日本語力と発信する内容の中身の薄さはまだまだあるなとおもいました。来年もブログは無理のない範囲でほそぼそできたら嬉しいです。

ブログ以外でいうと

臨床推論勉強会の影響で症例提示をする機会も増えて、スライド作成も増えました。友人から教えてもらったテクニックや勉強会に参加することで、3ヶ月くらいでスライドのレベルがバク上がりしました。

症例提示も6作品ほどできたので、今後もストックして、いつか使う機会が来たらなぁと思っています

項目ごとに(繋がり)

勉強会のことと被りますが、今年は勉強会を中心に多くの友人が増えました。

コロナウイルス感染症で留学が中止になるなど、マイナスの影響もありましたが、今年はむしろこれまでのマイナス分を補填してくれるくらいの出会いや繋がりが増えました。

ZOOMでの勉強会が主体になることで、僻地からは参加が難しい勉強会もPCとネット環境さえあれば参加可能というありがたい世の中だと本当に思います。

来年以降も仲良くなれた友人らと定期的な勉強会や交流があればうれしいなと…

一部ネットゆえに過剰評価されている気もするのでメッキが剥がれそうで怖いですが…

来年も国家試験にうかれば新天地なので、よりたくさんの人と切磋琢磨できる様な繋がりを作れたらなと思いました。

項目ごとに(国家試験)

実はQBが高い(某試験料に持っていかれた)という理由で人と違うことしてるという落ちるリスク因子を抱えていますが、大学の卒業試験が国家試験準拠でその過去問数回解く+模試だけといて、公衆衛生はかなりやり込みました。

模試的にはそれなりの成績は取れているので、年明けてからは40日弱は臨床推論以外の勉強も過去問演習など中心にやっていきたいなと

国家試験特有の言い回しに気をつけつつ、素直に問題を解いて、試験後自己採点して安堵できるくらいの出来にしたいと思います。

必修落ちに気をつけて、体調管理を万全に、朝寝坊しないということモットーに頑張りたいなと思います

 

最後に

初期研修以降は自己採点終わってからでいいやと思いつつ、1月は国家試験にギアをいれつつも勉強会には参加して、楽しく勉強できればなと

今年は本当に良い1年でした。また来年以降もみなさん宜しくお願いします